河野議員が臓器移植法語る
2005年 05月 21日
「臓器移植推進フォーラム2005in新潟」(全国腎臓病協議会など主催)が21日、新潟市の朱鷺メッセで開かれた。自身も生体肝移植の提供者となった河野太郎衆院議員が講師を務め、20日に公表したばかりの臓器移植法改正案を説明。脳死下の臓器移植の拡大を訴えた。
河野議員は02年当時、「肝臓は半年で回復し、提供者が亡くなった例はない」との説明を受け、父親の河野洋平衆院議長に肝臓の一部を提供したことを説明。その後、臓器提供者が死亡したり、提供者の半数近くが後遺症を持っていたりすることを知り、生体臓器移植以外の臓器提供手段が必要との思いに転じたことを語った。
[新潟日報 05月21日(土)] ( 2005-05-21-19:59 )