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脳死・臓器移植関連


by miya-neta2
MSN産経ニュース


2009.6.18 13:24

 子供の臓器移植に道を開くかどうかが焦点となっている臓器移植法改正4案は、18日午後の衆院本会議で採決が始まった。臓器移植をめぐる法案の採決は平成9年以来12年ぶり。採決は国会提出順にA~D案が採決され、最初に採決にかけられたA案が263票と過半数を得て可決された。反対は167票だった。今後、参院で審議されるが、A案を成立させる流れが強まった。

 投票総数は430票。過半数は216票。A案は「脳死は一般に人の死」と位置づけ、本人が生前に拒否しなければ、家族の同意で臓器提供を可能にする。また、15歳未満の臓器提供を禁じる現行法の年齢制限を撤廃し、子供の臓器移植に道を開く内容。

 共産党をのぞく各党は「死生観にかかわる」として党議拘束をかけず、議員個人の判断で投票した。共産党は「議論が尽くされておらず採決は時期尚早」として全員棄権した。与党と民主党は4案とも否決されれば全案を廃案とし、各案の獲得票数をもとに新改正案を作成して提出する方向で調整していた。

 4案は提出順に、A案のほか、移植可能年齢を12歳以上に引き下げるB案▽脳死判定基準を厳格化し、当面子供の臓器移植を認めないC案▽15歳以上は現行法を維持し、15歳未満は家族の承認などを条件に提供を認めるD案。

 4案は国会提出順にA~D案の順に記名投票で採決する予定だったが、A案が可決されたため、残りの案は採決されなかった。
# by miya-neta2 | 2009-06-18 13:24 | 脳死・臓器移植
asahi.com(朝日新聞社):政治


2009年6月18日13時24分

 衆院は18日午後の本会議で、臓器移植法改正案を採決し、原則「脳死は人の死」とし、臓器提供の拡大をめざすA案を賛成多数で可決した。残りのB、C、D各案は採決されないまま、廃案となった。ただ、参院では、多数を占める民主党内に臓器移植の要件緩和に慎重な議員が多く、独自案提出の動きもある。A案がそのまま成立するかどうかは不透明な情勢だ。

 衆院議員は現在、欠員を除き478人。採決は記名投票で行われ、欠席・棄権を除いたA案の投票総数は430(過半数216)、賛成263、反対167だった。共産党は「採決は時期尚早」として本会議には出席するが採決は棄権する方針を決定。自民、民主など他の主要政党は「個人の死生観」にかかわるとして党議拘束をかけずに採決に臨んだ。97年に成立した現行法の改正案が採決されたのは初めて。

 本人の意思が不明な場合でも家族が同意すれば臓器提供できるとするA案では、小児を含むすべての年齢で臓器提供が可能となる。移植学会や患者団体も推しており、最も多くの支持を集めているとみられていたが、原則「脳死は人の死」とすることなどに抵抗感も根強く、過半数確保のメドは立っていないとされていた。

 朝日新聞が5月に衆参両院の全議員を対象に行ったアンケートでも、7割近くが回答せず、回答者のなかでも「わからない・検討中」が2割超を占めるなど、多くの議員が態度を決めかねている様子が浮き彫りになった。A案が可決された背景には、今国会で改正が実現しなければ、当分、改正の機運が遠のくとの議員心理が働いた可能性もある。

 採決は国会提出順に、A、B、C、D各案の順で行われ、いずれかの案が投票総数の過半数の賛成を得た時点で、残りの案は採決されずに廃案になるルールだった。より広範な支持を集めようと、折衷案としてつくられたD案も、採決されないまま廃案となった。
# by miya-neta2 | 2009-06-18 13:24 | 脳死・臓器移植
asahi.com(朝日新聞社):政治


2009年6月18日13時32分

 臓器移植法の改正A案は06年、脳死になった人からの臓器提供を増やすことを目指す自民党の中山太郎衆院議員らが提出した。最大の特徴は、脳死を人の死とすることだ。そうすることで、脳死になった時に臓器を提供しようと考えていたかどうかがはっきりしない人からも、家族の承諾で提供できるようにする。

 現行法では、本人があらかじめ提供の意思を書面に示していなければ、脳死になったとしても、家族も医療機関も、提供の手続きを進められない。つまり、人が脳死になっても、必ずしも死んだことにならないと整理している。本人の意思が書面という確かな形で残されているかどうかがポイントだ。

 現在の制度は、脳死をめぐる様々な立場の人たちが議論を重ねて一致点を見いだし、97年に制定された。それだけ高いハードルを設けてある。A案は、提供を拒む権利を認めるものの、死を巡る基本的な立ち位置を変える。

 これまで脳死での臓器提供は年に10件前後だった。本人の意思を確かめる手立てとして用意された意思表示カードが思うように普及せず、臓器提供が大きく増えなかったとされている。昨年の内閣府世論調査では「脳死になったら臓器提供する」と記した人は約4%だった。

 A案が参院でも支持を集めて成立すれば、カードがなくても臓器提供できるようになるので、提供件数が増えると、移植にかかわる医師らはみている。ただ、衆院で「脳死を死とすることに社会的合意がない」といった反対意見が相次いだように、参院でも厳しい議論が予想される。
# by miya-neta2 | 2009-06-18 01:32 | 脳死・臓器移植
asahi.com(朝日新聞社):政治


2009年6月17日20時28分

 臓器移植法改正をめぐり、参院の民主、社民両党を中心とした有志議員が17日、衆院で改正4案のいずれかが可決されて参院に送られた場合、参院独自の案を提出する考えを明らかにした。

 独自案の提出予定者は、民主党の円より子、森ゆうこ両氏ら移植医療の要件緩和に慎重なC案支持の議員。C案の一部を修正し、子どもからの臓器提供のあり方を有識者で検討する「こども脳死臨調」の設置を求める内容を盛り込む方針。

 衆院では4案のうち臓器提供の年齢制限を撤廃するA、D両案に支持が集まっているとみられるが、子どもの脳死判定は難しく、虐待児を見抜く体制整備も不十分だとの指摘がある。今後、自民、公明両党の議員にも賛同を呼びかけるという。独自案の提出により、参院側での十分な審議時間を求める声が強まりそうだ。ただ、衆院で4案とも否決された場合の法案提出については未定だという。
# by miya-neta2 | 2009-06-17 20:28 | 脳死・臓器移植
衆議院議員早川忠孝の一念発起・日々新たなり


2009-06-12 12:25:30

臓器移植法改正案について困った展開

皆、頭がいいなどと思っているようですが、頑固で、屁理屈屋揃い。
少々呆れ返っております。

 (以下、続く…)
 
 
 
# by miya-neta2 | 2009-06-12 12:25 | 脳死・臓器移植